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みなさん、スリランカと聞かれて何を想像されますか?セイロンティー?・・・宝石?
ヨーロッパでは有名なリゾート地であるスリランカも、残念ながらまだ日本ではあまり知られていないのが現状です。しかし実は日本とスリランカには、昔から深~い関係があったのです。
第二次世界大戦後の1951年、サンフランシスコの対日講和会議でのこと。対日賠償請求権を巡って、会議は当初から激しい日本攻撃に終始していました。
そんな中、「憎悪は憎悪によって止むことなく、慈愛によって止む」という仏陀の言葉を引用して、対日賠償権の放棄を発表したのが、当時スリランカ代表として会議に出席していた故ジャヤワルダナ元大統領でした。
当時スリランカはイギリスから独立したばかり。大戦中日本軍から少なからず攻撃を受けた国の発言としては異例のことでした。この発言が、当時日本に厳しい制裁措置を加えようとしていた連合軍の心を打ち、その結果日本の独立が現実のものとなったと言われています。
スリランカ人はこの歴史を忘れてはいません。この会議での発言で、“アジア随一の外交官”と国際的評価を受けた故ジャヤワルダナ元大統領ですが、1996年の彼の死去後も日本とスリランカとの友好関係は続き、現在、スリランカに対する経済援助は日本とアメリカでその6割を占めています。
街中にはちょっとおかしな日本語も見られますが…(右上写真参照)。日本製品も大人気で、コロンボの街を走る車の半分は日本車といっても過言ではありません。日本の有名企業が次々と進出し、日本人医師の名前が付けられた病院も建設されたりと、親日家が本当に多いスリランカですが、1951年の彼の発言がなかったら現在の日本とスリランカとの友好関係は存在しなかったかもしれないと考えると、ちょっと不思議な感じがします。
そんなわけで、ちょっと郊外の町を歩くともちろん、コロンボの大都会でさえも、スリランカの人々のはにかみながらもあたたかい笑顔と、歓迎の挨拶に出会えることでしょう。
そういう時は、こう答えてください。「アーユーボーワン!」(スリランカ式の挨拶・・・あなたにず~っと幸せなロングライフを!)
きっともっともっと素敵な笑顔が見られますよ!
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